clairの想い

 2003年より浜松市西区大平台にて15年間の営業を経て店舗契約満了に伴い20187月一旦営業の終止符をうち 現在の鴨江の店舗にお引越しをして同年10月中旬ごろより営業を再開いたしました。

 

ひとつの区切りを越え継続をどうするのか...今の時代背景も食文化の変化も合わせたくさんたくさん検討致しましたがやはりまだお客様の笑顔とともにいられたら..という想いが強く今に至っております。

 

規模が小さくなっても構わないから... 隠れ家的な場所でもいいから...大平台よりはできれば中心部へ..でも駐車場は確保して...という諸々の諸条件の中出会ったのが今の物件。ちょっと変わった形のなんとなくオシャレ?な倉庫風?といった建物。以前は隠れ家的なパスタ屋さんだったとのこと。お庭があって開放感があって..というイメージとは全く違うので大平台をご愛顧いただいたお客様がどのように思われるのか不安はありましたがそれはそれで致し方ないことと気持ちを切り替え小さな愛情を少しずつ鴨江のクレルに注ぎながらオープンをいたしました。

 

以前のお客様も変わらずお越し下さることに今も日々感謝致しております。そしてまた大平台の頃には出会えなかった新たなお客様との出逢いに感謝と嬉しさを感じています。

 

 

 

「フレンチ」というカテゴリーの呼び名を付けず「レストランクレルレヴェイエ」にさせていただいているのもマダムである私の想いからになります。オープン当初より長きに渡り料理を担当している田島シェフが「フレンチ」出身のシェフですので料理としてはそうなりますがただ「レストラン」という呼称にこだわったのは私がお客様へのサービスを担当する=プロフェッショナルなフランス料理の黒服さんのようなことはとてもとても...出来ないと思ったからです。経験も修行もしていないので...

 

ワインはずーっと好きですし身近な業務ですがソムリエの資格が特別にあるわけでもなく残念ながら覚えも悪くさほどのウンチクも語れずにいます。ただ美味しいか、好きか、だけの単純判断。だからワイン知識の豊富な方にはつい「お好みのワインありましたらお持ち込みください。でも~~~持ち込み料はいただきますけど...(^^)」と冗談ながらに本音の営業トークを付けくわえながらお声かけもしたりしています。

 

「クレル」というレストランはただただみなさまの美味しく優しく、楽しむ場所であってほしいと思っています。以前より「マダムのおうちへようこそ」をコンセプトにさせていただいているのも程よい空気感の中 決して緊張して食するものではなく笑顔で消化よく 召し上がっていただきたい想いがなにより1番の想いと思っています。

 

...とはいえ専門料理、「フレンチ」というカテゴリーに属していますのでお食事としての特別感は否めませんし大切な方との時間や、お祝い、記念日などのご利用をいただくことが多いのは正直なところです。

 

こんなクレルではございますが... こんなマダムではございますが...という感じですが皆様の近い存在でありたいと思っています。

 

なぜクレルを始めたのか? どうして続けていたいのか?変わらないその想いを忘れずに...これからも大切に皆様と向き合っていけたらと思っております。

 

 

 

 

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